Windows10 Homeにリモートデスクトップできるようにする

最近の専らの悩みはメインPCがWindows10のHomeであること。
現在は下記のような構成になっている。

 ・メインPC:デスクトップ、Windows10 Home
 ・サブPC:ノート、Window10 Pro

逆にしたい・・・。

Windows8が出た時にお試し価格で数千円でOSが買えたのに、
当時7を使っていた自分は「8とか使わないっしょ!」と見向きもしなかった。

今思えば、Pro版にアップグレードするという素晴らしい方法があったのに、
なぜ当時は思いつかなかったのか、とても後悔している。


なぜHomeではいけないのかというと、リモートデスクトップが使えないのである。
正確に言うと、リモートデスクトップのホストになれないことである。

rdp000.jpg

クライアントとしては問題なく使えるのだが、
メインPCにリモートデスクトップできないというのは少々痛手である。

とくに最近は寒い!11月でこの気温はやばい。
こたつに入りながらノートPCをカタカタしている。
「あ、メインPC触りたいな」となるとPCデスクでの作業となる。

リソースの関係上、メインPCには仮想マシンが色々と入っている。
サブのノートPCだけでは足りないものが多すぎるのである。

そんなときさっとリモデできれば楽だなと、常々思っていた。
もうPro版を買ってしまおうか・・・
パッケージ版で¥27,000ちょっと、アップグレード版で¥14,000弱か・・・痛い。

そんななか色々と調べていて、解決策が見つかったのでメモしておきたい。


リモート接続の方法


まずはリモートデスクトップに限らず、リモート接続できればいいやという観点から
どのような方法があるか探してみた。

ざっと調べたところで、下記のような感じ。



VNC系はWindows7時代に使っていたことがある。
その中でもRealVNCやUltraVNCは結構使いやすくて気に入っていた。
日本語版もあるので、これが一番手っ取り早くていいかもしれない。

TeamViewerはインターネットに接続できる環境であれば繋がる。
ファイアウォールなんかも気にせず素通りできるのがすごい。
LAN内で使いたいのにインターネット経由にするのも・・・という理由でボツ。

Chromeリモートデスクトップも気になるところではあるが、
使ったことがないので、少々調査が必要だということで保留。

Pro版に上げるのは出費が痛い・・・。
どうしようもなくなったときの最終手段ということで保留。

リモートアシスタンスは論外。
公式ではあるが、他のツールを入れたほうがまし。
純正以外使いたくなくて、お金も払いたくない場合のみくらいかな・・・。

どれもこれも微妙だなと思っていた矢先に見つけたのが、
RDP Wrapper Libraryというもの。

これはGitHubにて公開されているツールで、
簡単に言うとHomeでもリモートデスクトップできるようにするもの。

詳細はイマイチ解らないが、何か機能制限的なものを解除しているのだろうか?
Windows Updateなどで使えなくなる可能性も感じつつ、
とりあえずインストールしてみることにした。


RDP Wrapper Libraryをインストールする



【不具合】Creators Update以降、正常に動作しなくなっている。
 → Creators Updateで不具合発生

【対処法】GitHubに対処法が公開されていたので、試してみた。
 → Windows10のRDP Wrapper Libraryの不具合を解消する


ツールをダウンロードする為に、下記にアクセス。
最新版ZIP(RDPWrap-vX.X.zip)をダウンロードする。

■RDP Wrapper Library
 https://github.com/stascorp/rdpwrap/releases

rdp000000.JPG

ダウンロードしたZIPを解凍して、中身を確認。

rdp000001.JPG

親切にもBATファイルを用意してくれている。
「install.bat」をダブルクリックしてインストール。

rdp000002.JPG

何か処理が走った後に、下記のように表示されるので、任意のキーを押下する。
押すキーはなんでも良いのだが、個人的にはEnterキーにしている。

rdp000003.JPG

念の為、「update.bat」もダブルクリックしてみる。
最新版だった為か何の処理も走らず・・・。
任意のキーを押下してコマンドプロンプトを終了させる。

rdp000004.JPG

これは新しいバージョンが出た際に実行するとちゃんと処理が走るのだろう。
後日試してみるとしよう。

これでインストールは完了である。
特に再起動もなし。

ここで「RDPConf.exe」を実行すればステータスが見れるのだが、
このステータスが正常だったからといって、安心できるわけではない。
実際にWindowsとして使えるようになっているのか?というのが重要なのである。

まずはコマンドプロンプトを立ち上げて、ポートのLISTEN状態を確認する。
使用するコマンドは下記になる。

 netstat -an | find "3389"


通常のリモートデスクトップであればポート番号3389を使用するはず。
ここが変わるのであれば、他のツールと対して変わらないというもの。
いざ、コマンドを実行!

rdp000005.JPG

3389がLISTENしている!
これは普通にリモートデスクトップが使えてしまうのではないか?

しかしまだ安心はできない。
最後の砦、Windowsファイアウォールがある。

ここを手動で穴空けする必要があるのであれば、
「簡単だからやってみなよ」と軽々しくオススメはできないのである。

Windowsファイアウォールを確認するもそれらしい設定は見つからない。
ただ見つけられないだけなのか、ここは手動なのか。

なにはともあれ、クライアントから繋いでみようと試みたところ、
あっさりと繋がった!
既に穴空けも完了していたみたいだ。

使用感はいつものリモートデスクトップとなんら変わりなく、
これでいいじゃないか!という気分にさせる。

MS的に問題ないのかは置いておいて、しばらく使ってみるとしよう。



ひと目でわかる リモートデスクトップサービス WindowsServer2012版


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