エクセルの計算式でダブルクォーテーションを表示させる

エクセルの計算式でダブルクォーテーションと言えば、文字列をくくるためにある。
しかし、時には文字列として表示させたいときもあるのだ。

他の文字使えばいいじゃんという意見もあるが、
どうしても「" "」を表示したいときだってある。

簡単にできるかと思いきや意外とハマった・・・。
ネットで検索すればごろごろとやり方は出てくるのだが、
いまいち理解できない部分があったのでメモしておく。


ダブルクォーテーションを文字列として表示させる


通常の文字列としてセルに入力する分には問題なく表示される。

dq000.jpg

しかし、イコールを付けて計算式としてしまうと、ダブルクォーテーションは表示されない。

dq001.jpg

これを表示させるようにするには少々コツがいる。
プログラミングなどやっている人はわかるとは思うが、
表示されない文字を表示させるにはエスケープシーケンスを付与すれば良い。

で、エクセルの計算式でダブルクォーテーションを表示させるには、
どの文字でエスケープしてあげれば良いのかな?と調べてみると・・・
なんと、ダブルクォーテーションでエスケープとな!?

なんたる紛らわしさ・・・。

要するに下記のようにする必要がある。

 ""
エスケープシーケンスとしての「"」+表示させたい文字「"


うーん、分かりづらい(笑)
要するに、計算式で書くとこういうことか?

 =""aaa""


実際にやってみるとあえなく撃沈。

dq002.jpg

なぜだ!何がいけないのだ!?
落ち着いてよーく考えるんだ。

 ①文字列をくくるための「" "」が必要
②実際に文字として表示させたい「"」が必要
③エスケープシーケンスとしての「"」が必要


ん?待てよ。もしかしてダブルクォーテーション3つずつ必要??
改めて書き起こしてみるとこんな感じ。

 ="""aaa"""


まさかね(笑)と実際にやってみる。

dq003.jpg

マジカヨ・・・これで合ってるんだ・・・。
なんたるクソ仕様。


とりあえずやり方は解ったので、次は応用編。
セルの参照も含めた文字列の結合でのダブルクォーテーションの表示をやってみる。

表示させる文字列は以下とした。

 I say "Hello", You say "Goodbye"


「"Hello"」はそのまま直打ちにするようにして、
「"Goodbye"」の「Goodbye」のみ参照させる形でやってみる。

かなり複雑になったがこんな感じ。

dq004.jpg

もう訳がわからないよ・・・。

これも一つ一つ分解して考えないとこんがらがるので以下を参照。

 ="I say ""Hello"", You say """&A1&""""
①文字列をくくるための「" "
②実際に文字として表示させたい「"
③エスケープシーケンスとしての「"


とても分かりづらいので、②を「」に置き換えてみる。
②を置き換えることにより、自動的に③は不要になる。

dq005.jpg

①②③がすべて同じ文字なので分かりづらいが、このように置き換えてみると納得できる。


今後どの程度出番があるのかは不明だが、
エクセルの小技として覚えておくと役に立つ日が来るかも!?


以上。



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