BIG-IPでSCFファイルを取得する

以前にUCSファイルのCLIでの取得方法はまとめたが、
各種設定ファイルを一つにまとめて圧縮したバックアップファイルなので、
意外と差分比較などはやりづらかったイメージがある。

一年前くらいに知ったのだが、いつの頃からか
SCFファイルというものが作成できるようになっていた。
というか自分が知らなかっただけで元々あったのかもしれないが・・・。

これは単一のテキストファイルとして設定情報を書き出せるようで、
UCSではやりづらかったDIFFもSCFなら使いやすいかなと思う。

とりあえず忘れないうちにメモしておこう。


SCFファイルの概要


SCFファイルはテキスト形式で単一ファイルに設定情報を書き出せるわけであるが、
すべての情報を含んでいるわけではないので注意が必要。

SCFファイルの内容を以下に記載する。

■SCFテキストファイル
・設定ファイル群を単一のファイルとして保存(テキスト形式)
 ・BIG-IPの基本設定(筐体固有設定–VLAN等)
 ・BIG-IPの設定(HAで同期するサービスの設定)
 ・Linux設定ファイル(hostname, ntp, etc.)
・含まれない内容
 ・GTM/ASM等のプロダクトモジュールに関する設定
 ・ライセンス
 ・SSL証明書

※引用元:設定の保存とリストアについて

バックアップ目的であるならばUCSファイルの方が良いのだろう。
UCSはGUIでの取得が主だと思うし、取得もラクラクだ。

ただ、比較するために設定ファイル取得したいというのであれば
SCFファイルの出番といったところかなと思う。


SCFファイルの取得方法


とりあえず概要が分かったところで、取得方法について記載しておく。
一応バージョン11以降のやり方になるが、
新しいバージョンだと合わないのが出てくるかもしれない。

コマンドはUCSファイルのときとほぼ一緒だったのでそんなに難しくはない。

 tmsh save /sys config file [filename].scf


最後の拡張子は付けなくても良いのだろうが、
個人的には何のファイルかハッキリさせたいため拡張子は付ける派なのだ。

また、デフォルトでは以下の場所に出力されるようだ。
いやならフルパスでファイル名指定かな?
まぁデフォルトの方が分かりやすくて良いとは思うが。

 /var/local/scf


保存されたファイルはSFTPなりSCPなりでローカルにコピーすればOK。


SCFファイルを使ったConfigファイルのリプレース


基本的にはUCSファイルからのリストアが主だと思っているので、
どこまで需要があるのかはわからないが、念の為メモしておく。

コマンドとしては下記になる。
saveをloadに変えればOKな感じなので、そこまで難しくない。

 tmsh load /sys config file [filename].scf


その後、以下メッセージが出るので「y」を入力すればOK。

 Replace the running configuration? (y/n)y


ちょっと検証できるBIG-IPが手元にないので未確認なのだが、だいたいこんな感じ。
機会があれば検証してみたいと思う。


以上。



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